自分のこと

見た目を気にしなくなって楽になった。でも本当は垢抜けたいアラフォーの本音

若い頃から「垢抜けない」と言われ続けてきた

私は若い頃から、ずっと「垢抜けない」と言われてきました。

おしゃれが嫌いだったわけではありません。

仕事をしていた頃は、定期的に服を買っていました。

服の組み合わせを考えるのも好きでした。

それなりにファッションに興味もありました。

それでも、なぜか「垢抜けない」という評価だけは消えませんでした。

正月の帰省で突きつけられた現実

この前、正月に実家へ帰省したときのことです。

数年ぶりにたまたま道で会った近所のおじさんと挨拶をしたあと、こう言われました。

「〇〇(私)ちゃんは見てて落ち着くなぁ。いつまでも変わらないね」

ここまでは、良い話だと思いました。

だからニコニコして聞いていました。

でも、続けてこう言われました。

「いつまでたっても、あか抜けないね」

一瞬で気持ちが冷えました。

実家への帰省です。

すっぴんでも問題ないと思っていました。

頭の中では、

「私の婚活中の、全盛期の見た目を知っていて言っているのか💢

そんな思いも浮かびました。

「悪気はないから」という言葉がいちばん刺さった

帰宅後、同席していた夫や母に、怒って話しました。

返ってきたのは、

「あのおじさんも悪気はないから」という言葉。

その瞬間、

自分が「あか抜けていない側」であることを、あらためて肯定された気がしました。

怒りよりも、悔しさが残りました。

見た目で評価される世界から、私は静かに降りていた

若い頃は、見た目で判断される空気が本当に苦しかったです。

街ですれ違う視線に、勝手に値付けされているような感覚。

「かわいいか、かわいくないか」

それだけで判断される世界でした。

でも今、私はアラフォーで専業主婦です。

正直、服や美容にかけられる余裕はありません。

ちなみに私は、

身長152センチ、体重50キロ。

いわゆるスタイルがいい体型ではありません。

さらにアトピー体質で、濃いメイクもできない。

若い頃のように「盛る」ことが、そもそも難しい条件です。

だから、「垢抜ける努力をしていない」のではなく、

頑張り方がわからないまま、選択肢が減っていったという感覚に近い。

ただ、結婚したことで、見た目を評価される環境から離れました。

それは、思っていた以上に楽でした。

今も垢抜けていない理由は、はっきりしている

今の私は、正直まだ垢抜けていません。

  • 服はユニクロキッズ。
  • 髪はQBハウス。

興味がないわけではありません。

ただ、やり方がわからない。

そして一番大きいのは、

服や美容にお金を使うことへの罪悪感です。

その結果、

化粧っ気のない顔で、

何を着たらいいのかわからない、

そんなおばさんになっていました。

ファッション雑誌や写真に感じる違和感

最近、ファッション雑誌や写真を見ると、

正直、怒りに近い違和感を覚えるようになりました。

日本の平均身長は158cmです。

それなのに、175cm前後のモデルが着こなしている。

寒いから着るはずのコートでも、

スタイルをよく見せるために、手首を出して写真を撮ってる。

ネックレス、指輪、ピアスもフルセットでつけている。
それが「普通」という顔で、写真に載っている。

そこまでキメている人が、日常にどれだけいるでしょうか?

そんな世界を前提にされると、

ついていけなくなります。

私が本当に欲しいのは「1枚で完結する服」

だから私は、こんな服が欲しいと思うようになりました。

文字にすると、だいたいこんな感じです。

見た目をがんばらなくて良い

  • アクセサリーを使わなくてもいい
  • 顔で勝負しなくてもいい
  • メガネでもダサく見えない

センスを問われない

  • ファッションセンスを問われない
  • 一枚で着て、それなりに見える
  • スタイルが良くなくてもいい

生活に耐える

  • 参観にも、日常にも、職場にも着ていける
  • 洗濯機でガンガン洗える服
  • 生地の力を借りて、整って見える

それが、今の私が本当に欲しい服です。

「シンプルな服」や「1枚で着られる服」は、もう十分すぎるほど売っている。

でも私が欲しいのは、
「選べる人向け」の服じゃない。

「何を選べばいいかわからない」人間が、
何も考えずに手に取って、
「これでいい」と思える服だ。

……ここまで書いておいてなんだけど、
私は服屋さんになりたいわけではない。

何かを売りたいとか、ブランドを作りたいとか、そういう話ではない。

ただ、

「垢抜けない私でも、
考えなくても、
罪悪感を抱かずに着られる服が、
どこかにあればいいのに」

と思っているだけ。

楽になった。でも、本当は垢抜けたい

おばさんになって、

「かわいい・かわいくない」の評価から離れて楽になりました。

でも、それで終わりではありません。

本当は、垢抜けたい。

もう一度、ファッションを楽しみたい。

おカネを気にして自分を雑に扱うことをしない。

そんな自分に、本当はもう一度なりたい。

評価から降りたから、見えてきたもの

私は「おしゃれな人」になりたいわけではありません。

「おしゃれに自信がない人が、安心して着られる服」がほしい。

結婚し、見た目で評価されない場所に来ました。
垢抜けてはいないけれど、
今の私は、これが自分です。

女版スティーブ・ジョブズのように、自分の“制服”を持ちたい。

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